よく寄せられる質問
実績は? 必要な設備は?
海外でのトレースに当たって、
  日本側での準備は?
スタッフの能力は?
スタッフはどんな人?
月々の金額の目安は? 納期は?
休日は? 不良率は?
コミュニケーションはどうなの? 図面は、ちゃんと読めるの?
発注と納品方法は? 専属スタッフの教育は?
共有スタッフの教育は? 専属スタッフ・共有スタッフとは?
日本語の図面への対応は? ネットの環境は?
CAMへの対応は? 3D-CADや3次元CAMへの対応は?
ソリッドワークスに関して イラストレーター( .ai)からのDXF、DWG変換
中国との比較 ベトナム国内の競合他社との比較
ISOの対応? 図面の廃棄処理方法は?
セキュリティ対策は? 図面のバラシは?
再外注に関して お客様のベトナムでの業務展開に関して
正直ベトナム人ってどうなの?ベトナム人の気質は? 国内の人材の扱い
実習生の派遣は?エンジニア派遣?
実績は?ページトップへ↑

レーザ、タレパン(複合機)、プラズマ、溶断業界に関しましては、すでに多数の取引実績があります。 06年9月現在、一ヶ月約25000本強の、CAD/CAMデータを日本のお客様に納入しております。年間30万ファイル程度のデータを供給しております。板金・機械系では、恐らくベトナムでも古参の部類に入ると思います。

 

間取り図に関しましても、1ヶ月1000枚程度作成しております。

創業時からの累計で250万ファイル以上を作図しております。

 

 
ご用意いただく必要な設備は?ページトップへ↑

コンピュータ

インターネット回線(常時接続ブロードバンド奨励、ISDN可)

複合機(スキャナー機能<tif出力付き>)


最低限上記の設備が、必要となります。既にある場合は、それをご使用ください。 また新規に購入の場合も、ご要望により、TCOの安い機種をご紹介致します。 お客様の要望によりPC・ネットワークの設定等のオンサイトでの設定も可能です。 担当責任者を社内にて最低1名選任していただきます。

 
海外でのトレースに当たって、日本側での準備は?ページトップへ↑

日本でのお客様側での準備で、一番の問題は、明文化されてない社内ルールを、明文化することです。 多少手間が掛かりますが、明文化することにより新たな効果も現れる場合もあります。 この件に関しましても、ご要望により、今までの弊社の経験を元に、お客様のお手伝いが可能です。 ハード機器は必要なものは購入していただく場合があります。また日本側でも、担当責任者を決めていただく必要があります。
また弊社にてトータルソリューションパックとして、お客様に提供させて頂いております。 準備期間を最短にし、垂直立ち上げを可能としております。

 
スタッフの能力は? スタッフはどんな人?ページトップへ↑

優秀なCADトレース能力を持つスタッフが、日本の作図・図面向けトレーニングの修了後、 実際の作業を行いますので、安心してご利用いただけます。日本人のスタッフの方々と、 ほぼ同等かそれ以上の生産能力があると、既存のお客様には大好評です。トレーニング期間中、 最低2000-3000枚の図面を作図しております。
学歴は、高卒以上、短大・大卒(機械科卒)等、様々です。
弊社は実力主義で人材を採用しておりますので、学歴等ではなく人物本位の採用を心がけております。 平均年齢25歳以下の若いスタッフです。

 
月々の金額の目安は?ページトップへ↑

作業内容、難易度、専属・共有スタッフ人数の数、等々お客様の要望や条件等の諸条件をお聞きした上で、お客様のシステムを考え、 適正価格で提供させていただいております。

 

業務内容によって異なりますが、概算では、日本でのトータルコストの3分の1から、半分以下で提供できる場合が殆どです。また最低作業人数は、2人月からが基本です。

 

一人分の作業量しかない場合や仕事量が定量化できない場合等は、ベトナムなどの海外へのアウトソーシングではなく、業務運営の面から、国内でSOHO等を活用されることを強くお勧めします。

 

Solidworksの導入に際しても、初期費用として、ソフトウエアと、サブスクリプションfeeが発生しますが、日本における費用に比べ、かなり格安になっております。

 

また金額の額面のみしか見ない方もいらっしゃいますが、単純なBPOと違い、成果を単純に計測できない分野の場合、仕事率、一人分の作業から得られる利益、その関連から得られる損益をトータルで考慮されることをお勧めします。

 

注意点:自社のソフトのライセンスを貸与するので、それで運用・・・というお話がありますが、一般的に国際間の、子会社や関連会社であったとしても、ライセンスの貸与や売買は認められておりません。詳細は、ご使用ソフトのライセンス条項をご確認ください。購入した国以外での使用に制限があるソフトが殆どです。ライセンスに問題ない場合は、可能です。

AUTOCAD や、SOLIDWORKS等は、不可です。2012/6現在

 

 
納期は?ページトップへ↑

お客様向けの専属スタッフで対応させていただいている場合は、即日対応、即納体制を構築する事が可能です。 現在当日対応が99%以上です。日本のお客様の即納体制のパートナーとして、大好評です。 また作成したデータは、その都度、リアルタイムにお客様の元へ送信されます。 データの進捗状況も、WEB工程進捗管理を利用することによって、リアルタイムな進捗状況が瞬時にわかります。この工程進捗管理をお客様のシステムと同期化や、さらに社内工程管理へステップアップすることも可能です。HCSにて開発しておりますので、カスタマイズ等、お客様に最適なシステムを提供できます。

 
休日は?ページトップへ↑

ベトナムの祝日は、1月1日、旧正月の4日間(1月下旬から2月中旬までの間の毎年変動します。) 旧暦の3月10日、新暦4月30日、5月1日、9月2日の計9日間と中国等と比較して非常に少ないです。 1月1日、旧正月の元日は、会社の定休日とさせていただいております。 その他の休日は、お客様の要望により、可能です。(要事前打ち合わせ)
また日本の休日や週末を利用して、トレーニングやグループミーティングを行っております。

 
不良率は?ページトップへ↑

不良は正直0ではありません。
不良の要因を予めチェックし、避けられる不良を避けることにより、現状0.01-0.1%程度です。 日々不良に取り組むため、定期的なスタッフミーティング等を行い不良率の低減に向け努力しております。 避けられるミスを10ppm以下の目標としております。また不良発生時には、全員でのスタッフミーティングを行い、 日々不良の低減に取り組んでおります。

 
コミュニケーションはどうなの?ページトップへ↑

スタッフで日本語能力検定1・2級程度のものが、常時事務所におりますので全く問題ありません。 お客様との共通言語は日本語です。またお客様の方で設備をご準備いただければ、IP電話を使って、国内とほぼ同等の音声品質で 直接スタッフとの会話も可能です。専門用語も習得しておりますので、ご安心ください。

*IP電話をする場合は、追加設備が必要となる場合があります。

*スマートフォン(i-phone,android)でのSKYPE等も無料で利用可能です。

 
図面は、ちゃんと読めるの?ページトップへ↑

現状、2D図面では、作業はスムーズに行えます。また3面図への教育も行っておりますので、3面図から部品バラシも日常的におこっております。 お客様の設備により、作図する図面も変わりますので、まず作図仕様書を 作成してからとなります。

機械系
機械系といっても様々ありますが、お客様の要望を元に、アウトソーシングできる範囲で作図をしております。 実務経験が必須の作業等は、ベトナムに環境がありませんので、非常に難しいです。 但し、トレース業務等アウトソーシングできるレベルの作業を外注され成果が現れているお客様もいらっしゃいます。HCSでは、日本でしかできないものを、無理してアウトソーシングするより、日本での作業を日本・ベトナムで協業することにより、アウトソーシング業務の垂直立ち上げをお約束しております。
レーザ・製缶・板金系
現在複数のお客さまと打ち合わせ上、板金展開も日常的行っております。 内寸、芯々、外寸展開、箱曲げ、ダクト、シュート展開、レジューサー等、様々な展開方法を打ち合わせの上、作成しております。 またタップやバーリングの下穴等図面を読んで判断することも日常的に行っております。 組図のバラシ作業等も行っております。この業態では、既に百万枚以上の図面を作図。恐らくベトナムでトップだと自負しております。
建築・間取り系
間取り図等は、最初の打ち合わせ(フォントや、色等)のみで、問題ありません。ベトナムと日本で作業の分業ができれば、業務の効率化が図れます。この分野のスタッフは全て社内にて日本語教育を行い、日本語文字入力、ひらがな、カタカナ等は、読み書き可能です。
 
発注と納品方法は?ページトップへ↑

発注や納品はインターネットを通じて、データを自動送受信することにより行います お客様は、弊社ソフトウエアを使用することにより、弊社との紙データの送受信は通常のFAXを流す感覚で行えます。 また弊社にて作成した、データは自動でお客様のネットワークへ保存されますので、管理面等まで考えたソリューションをソリューションパックとして、 提供しております。

一般的に、メールや、FTPクライアント等の手動での受け渡しの場合に比べて、作業者の時間が大幅に削減されます。

 

例:メールやFTPクライアントでの場合、その都度、起動して送受信するため、1000件の図面を処理する場合、1ヶ月で最低12-40時間程度の、余分な工数が日越双方で発生します。(弊社実施試算)。はっきり言って無駄です。

 
OJT教育は? ページトップへ↑

お客様からの依頼により、独自の教育を要する場合は、お客様のスタッフをベトナムに派遣していただくことにより、 より綿密な作業の連携や教育、担当者同士のコミュニケーションの向上が可能になります。 担当者を派遣される場合は、心配になるのが、現地での滞在及び環境ですが、安全で快適なホテルの 手配から滞在期間中の現地での滞在中のフォローまで、仕事に専念していただく環境を、弊社にて手配いたします。
通常、一回の滞在は3日から1-2週間程度の期間内をお勧めしております。

(作業内容説明・教育→テスト作業→チェック→確認→実作業→再チェック)

複数のお客様が、ベトナムでのOJTを行われ、成果として実証されております。

 

弊社では、基本的にローカルスタッフの日本への派遣は行っておりません。理由は多々ありますが、詳しくはお問合せください。

 
共有スタッフの教育は?ページトップへ↑

共有スタッフの教育は、弊社の基礎教育プランに基づいて、3面図の読み方から曲げの展開の考え方 までの基本教育を行います。
この教育プランは、CADの作図再教育から、図面の見方までの一般的な教育です。 約2ヶ月かけて行います。

 
専属スタッフ・共有スタッフとは?ページトップへ↑

専属スタッフと共有スタッフの違いは、スタッフをお客様向けに、ほぼ固定して作業に当たらせることにより、 教育と管理を合理的に行い納期管理等を含め、日本にいるお客様のスタッフのような感覚で作業に当たらせることが可能です。 専属スタッフを置かれる場合の対象となるお客様は、定期的、定量的に仕事があり、 日本でのスタッフ増員を計画さられているお客様には最適です。

共有スタッフは、一般的な作業を、標準作図指示書に基づきトレースを行うスタッフです。 スポット的に、量が増えた場合や、機種変などによる急なトレース作業の増加等、比較的納期の 長い仕事に向いています。但し特殊な教育を必要とする場合は、専属スタッフとの共同での作業により効率的に作業が可能となります。 共有スタッフを使う場合は、他のスタッフの空いている時間で作業いたしますので、1-3日前後かかります。(状況によります)

 
日本語の図面への対応は?ページトップへ↑

日本語検定1・2級程度で日本の3面図等理解できるスタッフが、的確な指示を現地スタッフに行います。 寸法抜け、文字が不明瞭な場合は、問い合わせすることにより対応しております。IPTEL、SKYPE等を利用することにより、 ボーダレスな業務運営が可能です。 また一般のCADオペレータの中にも、図面の表記を理解する者もおります。 作図に関する日本語に関しては、適時教育しております。2011/11現在 6名の日本語管理者在籍

 
ネットの環境は?ページトップへ↑

帯域保証付インターネット回線で接続しております。万が一の事故のために、ADSL回線(帯域保証付)、 を3回線で接続し、お客様へのデータの遅延をなくすためにも、冗長化の考えでネットワーク設計しております。ネット切断時も簡単に回線を切り替え、業務の停止時間を最小にしております。個々の回線の切断は、ベトナムでも、時々ありますが、弊社では、現在の3回線にしてから、完全不通になったことは、ありません。

 
CAMへの対応は?ページトップへ↑

現在CAM作業に関しましては、これは専属スタッフのみでのサービスとさせていただきます。 CAMに関しては、業務開始後半年から1年経過後にスタートすることをお奨めします。

一部CAD、CAMソフトにおいて、受注データの活用により、DXFからの自動CAM(割り付け)が可能にしました。完全無人化に対応。

上記の理由のため、2009/01現在、ベトナムでのCAM作業は、自動バッチ処理により不要になりましたため業務として行っておりません。自動化ソフトの管理費のみで運用され、ベトナムでのコストよりも、高速、効率、低コスト化を達成できました。お客様ソフトウエアでの対応も、ニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
今後お客様の要望に応じて、日本で多く使われているCADCAMソフトも、今後の動向を踏まえて導入する計画もあります。

 
3D-CADや3次元CAMへの対応は?ページトップへ↑

既存のお客様からの要望も多数あり、弊社では、Solidworksを導入しました。これにより、3次元データでの受渡し、活用も可能になりました。パイプ形状等の3次元形状のものも、3次元データのまま、お渡しできます。コピー商品ではありませんので、バージョンアップや、バグFIXなども適時行われます。

ソリッドワークスに関して?ページトップへ↑

2009/12 Solidworks 2010導入しました。パイプ形状など、2次元CADでは、作図不可な図面にも対応可能になりました。2012アップデート済み

パイプレーザ加工用FG-CAMへの対応済(データ互換確認済)

ライセンスの関係上、初期費用と、年間更新料が発生しますが、ソフトの価格が、日本と比較して半分程度とお得です。現在、既存のお客様とのSheetworksとのやり取りもテストを実施中。展開データだけでなく、3次元モデルの受渡しにより、日本側での再修正、再検証が簡単になります。またスタッフの育成もベトナム側で行っておりますので、非常にリーズナブルで、即戦力となります。正規版なので、マルウエアや、ウィルス等の心配はありません。

イラストレーター(.ai)からのDXF、DWG変換に関して? ページトップへ↑

2009/11 Adobe Creative Suite Cs4(正規) を導入しました。看板や文字、イラスト業界でスタンダードのイラストレーターのファイル(拡張子 .ai)からの、DXF、DWG変換も、日常業務として正式対応しました。またアドインソフトもインストール済みなので、ベジェ曲線の変換も、非常に滑らかな曲線の変換が可能に。ビットマップ等の画像データからの変換も、ライブトレース機能や、手動でのトレースで可能です。イラストレーターに限らず他のフォーマットからのDXF化も、自動、手動問わず行っております。また変換後のスムーズ処理も要望に合わせて対応しております。

 

また画像からのトリムしての、DXF変換や、他ベクトルデータの変換も、対応可能です。

 

既存のお客様には、ソフトの導入費用、ランニングコストや、教育コストの面からも、非常

好評です。

導入済ソフト イラストレーターCS4、Photoshop CS4 対応 下位互換

中国との比較? ページトップへ↑

 お問合せの中で、よくありますが、弊社はベトナムでのみオペレーションをしておりますので、正直わかりません。中国プラス1として注目され、ベトナム人は、よく勤勉とか色々言われておりますが、現実ここベトナムでビジネスをしている率直な感想は、世界中どこでも、問題がない国はありませんので、勤勉な人もいますが、そうでない人も同様に多数います。良い人もいますし、ひどい人もいます。ひどい場合は、正直かなりひどいです。弊社では、入社前にテストを行い、また入社後も定期的に評価し、残念ながら弊社に向かないスタッフには、適時、転職を勧めております。

ベトナム同業社との比較? ページトップへ↑

在ベトナムの日系企業では、殆どが親会社からの業務委託になりますので、ラボ形式で行っている会社は、弊社を含め、かなりの少数派です。またCAD分野では、建築系が殆どで、機械系はわずかです。(ローカル系企業含めても、少数です)よって、弊社の競合となる会社は、殆どないと思われます。

 

またベトナムローカル企業との比較(問題点)では、主なものとして、

違法ソフトの使用。(ウィルス、マルウエア対策、違法ソフト使用の賠償リスク等)

守秘義務に関して、契約の実効性、遵守、誇大広告、経歴詐称、実績詐称、

コンプライアンスの意識業界情報の有無、

ビジネスモデルの独自性、独創性

ISO対応、

等々が上げられますが、一番の差はは、生産性と、問題に対するカイゼンの姿勢が違います。

 

またベトナムもWTO加盟後、著作権の問題も、近年クローズアップされています。

弊社でも以前、HP文面等丸ごとコピーされたこともあります。

 

注意点

実際ベトナム国内の外資系企業にもソフトウエアの監査があり、それが要因で撤退した?企業があるとかという噂も聞いたことがあります。ベトナムローカルの場合は、夜○げ?コンサルに提案され、駐在員事務所として業務を開始し、違法操業状態と思われる会社も残念ながら実際にあります。

 

CAD系の場合ソフトが高額になるので、違法ソフト使用時のリスクは、アウトソーシング先であってもリスクファクターの一つです。3次元ソフトのコピーなどの場合、台数が多い場合、すぐに数千万から億単位になります。(弊社では、購入済みのものを使用しておりますのでご安心ください。)

違法ソフトでのアウトソーシングには、突然の業務停止におけるリスク等含め、継続的、安定的に業務を行う上で、お勧めいたしません。

 

ベトナム一般に言えることですが、守秘義務や、情報に関する概念も遵守精神も異なりますので、図面やドキュメントが、古紙として売られ、情報が散在しているとの話も、見聞きします。また一部日系企業で働いているスタッフが、副業で同業の事業を行っている場合もあります。

 

直接コストの比較においても、弊社を含め、日系企業と、ベトナムローカル企業との間に、有意差は殆どありません。なぜなら弊社においても、マネージメントは日本人、業務管理は、全てローカルスタッフで行い、ローカルとの比較においても、差がでるところがあまりありません。弊社ではVALUEを第一に考え、必要なところには、経費をかけてでも、トータルコストを抑える考えで業務運営をおこなっております。日本側の間接経費込みのトータルコストで比較されると、さらに弊社の強みが生かされると思います。アウトソーシングを検討される方は、弊社に限らず他社日系企業等、ローカル系等、自らの足で、色々訪問されることをお勧めします。価格や言葉だけを信用し満足なリサーチなしでスタートすると、無駄に忙しい思いができるかもしれません。

価格は安くても、成果が得られなければ、負け犬の集団になるだけです。コストの問題を、額面がいくらではなく、得られる成果(利益)が何かを、考えられるお客様と弊社は取引させて頂きたいと思います。

 

ベトナムでの、CAD、CAMのアウトソーサーのパイオニア日系企業として、これからも、他社にない、NEWVALUEを創造していく予定です。

ISOへの対応? ページトップへ↑

 HCSでは、2005年9月に、ISO9001:2000 認証取得  認証機関 BVQI 2010年7月

ISO9001:2008更新済です。

図面の廃棄処理方法? ページトップへ↑
 弊社では、一定期間の保管の後に、シュレッダーにてクロスカット処理後、リサイクルしています。(ストレートの場合、漏洩リスクが高いため、クロスカットを使用)
セキュリティ対策は? ページトップへ↑

 弊社では、ウィルスチェックは当然ですが、ファイルの送受信に関しても、特定のファイル(図面データ)のみを送受信しています。業務上必要のないサイトへは、ソフト的、物理的(ルーター)に制限をかけています。USBメモリーの使用に関しましても、 シンクライアントを利用し、USBポートが存在しない端末を一般スタッフは使用しておりますので、物理的に不可能です。一部お客様とは、インターネットVPNでも接続しており、IPTELの活用、リモートメンテナンスも実施しております。

図面のバラシは?読解力? ページトップへ↑
図面のバラシは、通常の業務の一環として行っております。日常業務の一環です。特別なことではありません。読解力も通常の日本人と同等以上との評価も頂いております。
再外注に関して ページトップへ↑

 日本の外注専門業者から、再外注に関して、度々質問がありますが、基本的に、ピンハネ業者が、エンドユーザーとの、間に入っても、弊社としても、エンドユーザーとしても、価値をあまり見出せないので、弊社はエンドユーザーとの、人と人とのつながりを重視しております。図面の読解能力や、決定権のないスタッフとの打合せは、時間のロスと、コストのロスにつながり、無駄な時間と、間接経費が増え、最終的にALL LOSERになることは、この業務を通じて痛感しております。ただ単純に図面と、データを転送するのみのピンハネ業態とは、効率面からもそうですが、人と人とのつながり大切にしていきたいので、今後も、これらの形態の企業とは、取引する予定はありませんので、ご了解ください。(取引上の条件により、口座窓口が違う場合は、適時柔軟に対応いたします。レップでの取引の場合はご相談にのります。)

またベトナムローカル会社への、創業以来、再外注は、一切行っておりません。また社外アルバイトや、学生アルバイトを使うこともしておりません。守秘義務の問題、納期、品質面からも、リスクが高すぎて検討の範囲にもなりません。(試用期間中でも問題を起こす場合が、ありますので。)

そもそも弊社から見て、技術面、人物面、信用力、技術の先進性、独創性の総合的判断から、評価に適合するローカルベトナム企業がまだありません。(知らないだけかもしれませんが・・・、いずれにしても少ないです。)

お客様の将来のベトナムでの業務展開に関して ページトップへ↑

将来的に、現地法人を考えている。それまでのつなぎとして、業務委託できないか?と言う話は、度々あります。

CAD系の場合、一般的に20人月以上のプロジェクトになると、自社で現地法人を立ち上げるひとつ目安となります。弊社にて少人数からスタートして、徐々に人数を増やして最終的に、現地法人設立といった計画に対しても、柔軟に対応いたします。自社で現法を立ち上げた場合、時間と費用がかかります。費用はIT系の場合、立ち上げ経費は、大きな金額にはなりませんが、駐在員費用、法令、労務、経理、税務、業務等、本業以外の部分で、時間と労力を取られます。(実際弊社でも設立当初は、不慣れなせいもあり、創業時は手間取りました。)まずは、5-10人程度の規模からスタートされる場合は、弊社に限らず現地企業を、外注先として使ってみて、実効性がある場合は、スピンアウトの形で、現法を立ち上げられた方が、スマートかと思います。10人程度の場合は、コスト面から、現法設立は殆どメリットはありません。(経験値)2004年4月から、起業しておりますので、お恥ずかしい話ですが、殆どのトラブルは経験済みです。そのトラブルのおかげ?で、現在弊社では、日常、日本人の関与なしで、ベトナム人のみのオペレーションが可能となっております。

弊社では、創業以来、自社にて人材育成しております。2011/1現在、6名の日本語管理者(大卒)スタッフが常駐しております。弊社では、日系の同業他社が増えることは、業界の裾野アップする面からも、問題視しておりませんので、ご安心ください。

事業規模と継続性が既に見込める場合は、アウトソーシングではなく、現法の早期立上げの検討をお勧めします。

正直ベトナム人ってどうなの? ページトップへ↑

 2004年4月より、会社を設立して、述べ数百人のスタッフやローカル取引先と仕事で係わりましたが、日本やベトナム進出コンサル等で言われている程、皆が勤勉でも真面目でもありません。言われている程、国民全体が真面目で勤勉で、よく仕事をするなら、今以上に経済発展しててもおかしくありません。

個人的な感想ですが、全体的には、いたって南方系です。真面目なスタッフも確かにいますが、下は、日本での常識外です。日本語検定1級とか、有名大卒、日本の大学を卒業、日本への留学、学歴とか全く関係なしです。そもそも、履歴書や経歴書を正直に書かない人もいます。証明書の偽造も残念ながら多々あります。日本の国立大学、卒業、出身とあっても、実際は、授業にも出てない、研究生や、研修生だったり、退学していたりしている場合も多々あります。(中退や、研究生でも、履歴書に卒業とある人も、普通にいます)

 

まあそれも含めて、文化の違いかもしれませんが・・・。一般的に有能な学生の就職先がまだ少ないので、日本と比較して、弊社のような零細企業でも有能なスタッフの採用は可能です。仕事で優秀かどうかは、別問題ですが・・・。まあどこの国でもそうですが、ステレオタイプの人は、殆どいません。弊社では、入社時に適正テストをし、さらに試用期間中にもテストで選ばれたスタッフのみ採用しております。採用後も不適格者には、退職勧告、契約の更新のストップ等、適時採用をしております。

 

またあまり過度な期待や思い込みは無用です。時々、弊社への訪問客の人で、偶々知り合ったベトナム人(実習生・学生)が優秀なので、”ベトナム人は勤勉で優秀”と、大きく勘違いされている方もいらっしゃいますが、こういった考えは、正直危険です。有能であっても、仕事で優秀かどうかは、別問題です。社風に会わない等いろいろありますので、弊社や、在ベトナムの日系企業、商工会、JETRO等、ローカル系、色々と実際に訪問され、肌で感じることを強くお勧めします。本当に優秀な人財は、ベトナムでも希少です。作業ができるだけで、本当の意味で仕事ができる人は、まだまだ少ないです。(実務経験が足りないだけかもしれないので、これから改善するかもしれませんが・・・)

日本国内のスタッフに対するご相談 ページトップへ↑

お客様の社内のCAD系スタッフの方の仕事をベトナムに移管するにあたって、経営者の方から相談を色々とうけますが、CAD業務に限らず、今後は、人種、言語、文化等に依存しない、どこでもできる仕事は、コストの安い方へ流れると思われます。これはある意味、自然な流れです。では今までの国内のスタッフの方はどうするのか?という問題が発生しますが、同じ土俵で新興国のパフォーマンスと競争しても、努力や能力の問題ではなく、負けます。2馬力のスタッフでも、3人相手だと負けます。今現在国内で仕事をしているスタッフには、国内でしかできない仕事をやってもらうのが、スタッフ、会社双方ともベターかと思います。

国内でしかできない(やったほうがいい)仕事とは何か?、複数ある答えの中から選択されればいいかと思います。弊社のお客様での成功談や残念な経験がノウハウとして蓄積されてますので、業務移管後には、ご相談ください。

実習生の派遣は?エンジニア派遣? ページトップへ↑

研修や実習生として、スタッフを日本へ派遣してくれないか?エンジニアの資格では?

確かに日本での現場での作業の場合、ロスや時差、教育面からもメリットはあります。実習生の場合で3年、エンジニアの場合は、特に期限は設定されてないため、長期間勤続することは、法律上は可能です。 そのことをメリットとして、派遣会社が時々使っていることも承知しております。エンジニアの資格での日本での滞在・労働においても、外国人である人々が、日本で長期間仕事を続けることは、ないと思います。 ある程度の技術、経験や、ノウハウ、お金がたまれば、家族のもとに帰国します。(特にその会社や組織に依存する特別な事情がない場合)そうなると、実習生もエンジニア資格での労働も、経験値の蓄積等の意味ではあまりありません。 弊社では、基本的に上記の理由のみならず、クライアントに対し、高いVALUEの提供が継続的に見込めないことは、行っておりません。